2005年08月03日
トーノZEROアニメ感想NARUTO total 5544 count

ただひたすらに富士風雪絵ちゃんの魅力を見せまくる映画と見極めたり!!

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のNARUTOの感想。

サブタイトル §

劇場版 NARUTO-ナルト-「大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」

あらすじ §

2004年09月13日 劇場で見てきたときの感想文に含まれるあらすじを参照

感想 §

 去年、劇場で見ている映画です。

 今回は2回目に見たわけですが、だいたいのあらすじは把握しているために、落ち着いて見られました。

 その結果、目に付き、印象に残るのは、ただひたすらに富士風雪絵の魅力ばかり。しかも、その魅力はけして笑顔にはありません。お子様のナルトには、嫌な女にしか見えないようなタイプの表情です。しかし、あれは大人の男から見れば、守って上げねばならない女の顔です。そして、守られる必要がある女の存在は、社会的に規定されるジェンダーとしての男の存在意義を強く意識させるという意味で、輝くばかりに魅力的です。

 これは、いわゆる萌え系美少女に欠落していることが多い条件と言えるのかもしれません。その典型的なスタイルが、オタク男性に常に微笑んでご奉仕するタイプだとすれば、笑い顔1つ見せず、拒絶し裏切り続ける富士風雪絵は全く正反対です。正反対であるということは、ある意味で萌え系オタクにとって、この映画は決定的に相性が悪いという可能性が考えられます。それを裏から言い直せば、萌え系アニメのような子供っぽくて単純で閉塞的でノーフューチャーな下らないアニメに辟易している者が見るべき映画こそ、これだ!と言うことができるかもしれません。

 とりあえず、萌え系アニメのヒロインがそれを見る視聴者男性に与える立場がご主人様であるとすれば、富士風雪絵が視聴者男性に与える立場はヒーローでしょう。格下の弱い者を支配するご主人様よりも、私は強い敵に打ち勝つヒーローに憧れます。

今回の一言 §

 地上波デジタル(地デジ)は16:9の横長放送でした。(地上波アナログは上下に黒帯を入れた4:3の横長放送)

 つまり、両者で放送される内容は同じではないということですね。明らかに地上波デジタルの優位性が見て取れます。

 いろいろ問題はあるにせよ、地デジにも優越点があると言うことですね。